バックナンバー

  • 2026/10/01 (Thu) 18:35
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.32|協会新年度スタート、一粒の雑穀から
  • 2026/09/23 (Wed) 15:00
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.31|日本は秋へ、アンデスは春へ
  • 2026/09/16 (Wed) 20:25
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.30|AIで答えが増える時代に、雑穀の価値をどう育てるか
  • 2026/09/09 (Wed) 19:00
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.29|雑穀の普及は「雑」ではなく、丁寧に。
  • 2026/09/02 (Wed) 18:35
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.28|実りの秋へ―限られた雑穀を活かす、おいしさを広げる

【雑穀ニュース&トピックス】Vol.29|雑穀の普及は「雑」ではなく、丁寧に。

2026/09/09 (Wed) 19:00
──────────────────────────────
日本雑穀協会公式メールマガジン
【雑穀ニュース&トピックス】Vol.29
──────────────────────────────
発行:一般社団法人 日本雑穀協会
配信日:2026年9月9日(水)
──────────────────────────────

皆さま、こんにちは。
日本雑穀協会です。

私たちが日々口にしている食べものには、
長い時間の中で受け継がれてきた
さまざまな歴史や文化があります。

雑穀も、その一つです。

なぜ、その土地で雑穀がつくられてきたのか。
なぜ、多様な穀物を「雑穀」と呼んできたのか。

少し歴史をたどってみると、
普段何気なく見ている一粒の向こう側に、
先人たちの知恵や暮らし、
そして今にもつながる価値が見えてきます。

今週は「雑穀情報ライブラリー」の
「食文化・歴史」カテゴリから、
雑穀を少し違った角度から考える
2つの記事をご紹介します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 日本の食を支えた雑穀の力
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

薪を背負いながら本を読む姿で知られる
二宮金次郎こと、二宮尊徳翁。

農村の復興に取り組んだ二宮尊徳翁は、
冷夏による凶作を予測し、
農民たちにヒエなどを播くよう促したと伝えられています。

米だけに頼るのではなく、
異なる作物を育てることで食を守る。

かつて雑穀は、人々の暮らしを支える
「備える作物」でもありました。

気候変動や自然災害など、
食料を取り巻く環境が変化する現在、
作物や産地、供給源を一つに頼らないという考え方は、
改めて大切な視点となっています。

救荒作物としてのヒエの歴史から、
これからの日本の食の「備え」を考えます。

▼日本の食を支えた雑穀の力
https://www.zakkoku.jp/archives/17609

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 『「雑」には愛がいっぱい』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「雑」という字に、
どのような印象を持つでしょうか。

雑多、雑然、粗雑、雑巾――。

どちらかといえば、
あまり良い意味では使われないこともある言葉です。

「雑穀」にも、この「雑」があります。

1991年に出版された
名著『「雑」には愛がいっぱい』を読み返し、
改めて雑穀の「雑」について考えてみました。

アワ、キビ、ヒエ、ハトムギ、ソバなど、
大きさも、色も、育つ場所も異なる雑穀。

「雑」は、価値が低いということではなく、
さまざまなものが存在すること、
一つではないこと。

そんな「多様性」や「豊かさ」を表す言葉として、
捉えることもできるのではないでしょうか。

違うものが、それぞれの良さを持ち寄り、
新しい価値を生み出していく。

それは、これからの雑穀を考えるうえで大切な
「共創」にもつながります。

▼『「雑」には愛がいっぱい』
https://www.zakkoku.jp/archives/17539

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 日本雑穀アワード デイリー食品部門〈2026・秋〉
 まもなく商品審査へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本雑穀アワード
デイリー食品部門〈2026・秋〉は、
まもなく商品審査に入ります。

雑穀をどのように活かせば、
もっとおいしく、もっと魅力的な商品になるのか。

原料を選び、配合を考え、
味や食感を整え、食べる人を思いながら商品をつくる。

一つの商品が生まれるまでには、
つくり手のさまざまな工夫や思いがあります。

そして、その背景には、
雑穀を育てる人、届ける人、商品をつくる人など、
多くの人たちのつながりがあります。

そこにあるものへの「感謝」と、
それぞれの力を持ち寄って
新しい価値を生み出していく「共創」。

日本雑穀アワードを通じて、
そんな思いの込められた
「愛ある商品」をご紹介していきたいと考えています。

雑穀の新しい魅力を伝えてくれる
素晴らしい受賞商品が生まれることを
楽しみにしています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「雑」には、多様で豊かな魅力があります。

でも、雑穀の普及は「雑」ではなく、丁寧に。

一粒の背景にある人や産地、
つくり手の思いに感謝しながら、
皆さまとともに新しい価値をつくっていく。

そんな、丁寧な雑穀の普及を、
これからも続けていきたいと思います。

来週も、どうぞよろしくお願いいたします。


──────────────────────────────
一般社団法人 日本雑穀協会
https://www.zakkoku.jp/
──────────────────────────────
本メールは送信専用です。
ご返信いただいても回答できません。

配信解除をご希望の方は、下記よりお手続きください。

▼配信解除フォーム
https://link.zakkoku.jp/unsubscribe
──────────────────────────────