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  • 2026/05/06 (Wed) 19:00
    【雑穀ニュース&トピックス】Vol.15|雑穀×価値の多様性/井上直人特別顧問の総説より
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【雑穀ニュース&トピックス】Vol.15|雑穀×価値の多様性/井上直人特別顧問の総説より

2026/05/06 (Wed) 19:00
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日本雑穀協会公式メールマガジン
【雑穀ニュース&トピックス】Vol.15
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発行:一般社団法人 日本雑穀協会
配信日:2026年5月6日(水)
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皆さま、こんにちは。
日本雑穀協会です。

ゴールデンウィークが明け、
仕事や学校など、日常の生活リズムが戻り始める時期となりました。

連休中は、書籍や動画、旅先での風景などを通じて、
地域の暮らしや文化、人々の知恵、
歴史や環境について、
あらためて考える機会もあったのではないでしょうか。

そこで、今回のテーマは、
「雑穀×価値の多様性」です。

日本雑穀協会 特別顧問であり、
信州大学名誉教授の井上直人先生による
総説「信州そば」を通じて、
ソバが持つ多様な価値について考えます。


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◆ 雑穀×価値の多様性
― 井上直人特別顧問の総説より
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雑穀の価値というと、
栄養成分や健康面での特徴を思い浮かべる方も多いかもしれません。

もちろん、雑穀は、
食物繊維、ミネラル、ビタミン類、たんぱく質など、
種類によってさまざまな栄養的特徴を持つ食品素材です。

しかし、雑穀の価値は、
それだけにとどまりません。

地域の気候や風土に合わせて育てられてきたこと。
日々の食事として暮らしを支えてきたこと。
祝いの食、祈りの食、修行の食、
そして非常時の食としても活用されてきたこと。

雑穀は、単なる食材ではなく、
人々の暮らしや文化、地域の歴史と深く結びついてきた素材です。

その多様な価値を知ることは、
雑穀を現代の食生活や商品づくりに活かすうえでも、
大切な視点になります。


井上直人先生の総説「信州そば」では、
ソバが信州の食文化の中で果たしてきた役割が、
歴史、地域、食生活の視点から紹介されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/36/4/36_183/_article/-char/ja/

ソバは、中国南部の山間地を起源とし、
山岳地帯を移動する人々の携帯食として
広がった作物とされています。

信州では、
そばがきやそば団子などの日常食、
年越しそばに代表される祝食、
修験道における五穀断ちの食、
さらには戦国時代の携帯食や、
飢饉の際の非常食としても
活用されてきました。

そこには、
限られた環境の中で食を支え、
身体を動かし、
暮らしをつないできた食の力が見えてきます。

ソバは、
栄養面の特徴だけでなく、
地域の風土、精神文化、生活の知恵と結びつくことで、
多様な価値を持つ食として受け継がれてきました。

この視点は、
ソバだけでなく、雑穀全体の価値を考えるうえでも重要です。

現代の食生活において、
雑穀は主食に混ぜて食べる素材としてだけでなく、
パン、菓子、シリアル、惣菜、調味料など、
さまざまな食品に活用されています。

その広がりの背景には、
雑穀が持つ価値の多様性があります。

栄養面での価値。
食感や風味、彩りを加える価値。
地域資源としての価値。
伝統的な食文化と結びつく価値。
新しい商品づくりに活かされる価値。

こうした複数の価値が重なり合うことで、
雑穀は、現代の食卓や食品市場の中でも、
新たな可能性を持つ素材となっています。

大切なのは、
“雑穀を使っていること”だけではありません。

その雑穀が、
どのように美味しさを高めているのか。
どのように食生活に取り入れやすくなっているのか。
どのように地域性や商品価値につながっているのか。

そこまで考えることで、
雑穀の魅力はより深く伝わります。


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◆ おすすめ雑穀商品
― 伝統食品に広がる、雑穀の新しい価値
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日本雑穀アワード2026《一般食品部門》金賞商品
『三十九穀味噌』
https://zakkokuaward.jp/products/2026i2/

本商品は、
日本の食卓に欠かせない味噌に、
39種類の国産雑穀を組み合わせた商品です。

穀物本来の甘みや香ばしさと、
味噌の奥深い旨みが重なり合い、
日々の食事に取り入れやすい形に仕上げられています。

使用する味噌には、
老舗味噌蔵による米こうじ味噌が採用されており、
伝統的な製法と雑穀の新しい活用が結びついた一品です。

味噌汁はもちろん、
和え物や調味料としても活用しやすく、
日々の食卓に雑穀の価値を取り入れやすい商品です。

▼ amazon 商品紹介ページ
https://amzn.to/4tONgxP


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◆ 雑穀の価値を、学び、活かすために
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雑穀の多様な価値を活かすためには、
その背景にある知識を体系的に理解することが大切です。

雑穀エキスパート講座では、
雑穀に関する基礎知識をはじめ、
種類ごとの特徴、加工・調理、栄養、制度、市場、
そして社会的な意義まで、体系的に学ぶことができます。

食品、流通、商品開発、広報、教育、地域活動など、
さまざまな場面で雑穀の価値を活かしていくために。

ぜひ、学びの機会としてご活用ください。

▼ 第66回 雑穀エキスパート講座
https://www.zakkoku.jp/ex66-recruitmentinfo


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一般社団法人 日本雑穀協会
https://www.zakkoku.jp/
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